昼も夜も この律法の書をあなたの口から離すことなく、昼も夜もそれを思い、そのうちにしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。そうするならば、あなたの道は栄え、あなたは勝利を得るであろう。<ヨシュア1:8> 聖書を棚の上に置いたままで、そこに書かれているみ言葉を自分のものとして使わなければ、ただの紙の上に書かれた言葉のままである。 旧約聖書に書かれているお言葉は、人間が行える、又行っていけることを示している。 かつてのユダヤの人々とは言葉も習慣もみな違っているが、それでも、人の命を守る律法の一つ一つの根底にある、神の御心を知るならば、今の私たちにも出来るはずだ。 同じパンは焼くことができなくても、パンを焼くことの必要はわかる。 世界には、正義のため、人々の心の自由を取り戻すため、様々な活動が繰り広げられ、また、それに携わったばかりに、この世の法に触れ収監される、そのような人々も大勢いる。 人間にとって真に正義と愛の法律ならば、従うべきであり、守るべきである。 しかし、残念なことに人間の作る法律は、その時のこの世の権威によるもので、神のものではない。 そうしてみると、ユダヤの、唯一の神が下さったモーセの律法は、イエス様がまだいないときには、この地上では最高の律法であった。 今の私たちに与えられた、イエス・キリストによる愛によって完成された律法は、なんと素晴らしいものであろうか。 私たちは、主イエスが下さったお言葉を、私たちの唯一の魂の律法として、日々告白していこう。 8月10日(月・祝)に、別府のFGイエス・キリスト教会において大分ブレッシングが開催された。 その時の聖書の言葉はこうである。 あなたがたは、この世と妥協してはならない。むしろ、心を新たにすることによって、造りかえられ、何が神の御旨であるか、何が善であって、神に喜ばれ、かつ全きことであるかを、わきまえ知るべきである。<ローマ12:12> 心つまり、私たちの思いの中に、この世と同じ種を植え付けてはいけない。 妥協するということは、同じ種を植え、同じ実を刈り取ることになるからだ。 終わりの時、毒麦と、よい麦が同じく育ち、その差が顕著になってきている。 悪い実も、よい実も、熟してきた。 いよいよ収穫の時、ふるいにかけられる時が来ている。 今は、私たちの思い、私たちの知性を一新する時だ。 主に、私の心、思いを更に新しい皮袋に変えていただき、なお、それにふさわしい葡萄酒を注いでもらう時なのだ。 一新された私たちの心、思い、つまりは知性の中を、新しい、イエス・キリストの御心で満たしていただく。 完全に私を神の言葉の虜(パウロが言う奴隷と同じ)としてもらうのである。 私たちは神の言葉に服従するということだ。昼も夜も。 私たちの毎日の思考生活は、サタンとの戦い(まさに)であるからだ。 サタンの武器は、サタンの思い。 私の思い(知性)を攻撃してくる恐ろしい武器である。 み言葉によって神の要塞を私の思いの中に作る。 サタンに要塞(橋頭堡)をつくらせないためである。 すべてあなたを攻めるために造られる武器は、その目的を達しない。すべてあなたに逆らい立って、争い訴える舌は、あなたに説き破られる。これが主のしもべらの受ける嗣業であり、また彼らがわたしから受ける義である」と主は言われる。<イザヤ54:17> 「私たちは昼も夜も、神の言葉を口ずさみ、神の義を私の思いの中から離さない」と告白し続けよう。 私たちはイエス様のお言葉を信じ続ける。(た) #
by mitiru-takae
| 2020-08-16 15:06
| 満ちる
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ロバは見た ろばは主の使が、手に抜き身のつるぎをもって、道に立ちふさがっているのを見、道をそれて畑にはいったので、バラムは、ろばを打って道に返そうとした。<民数記22:23> 本田弘慈先生の生存中に書かれた原稿をもとにして、わかりやすく、誰にでも差し上げたくなるような伝道用の出版物グッド・ニュースが毎月発行されている。 この最新号の最後のページに「ロバがことばを」という題で、民数記に出てくる預言者バラムとロバの奇跡のお話が出ていた。 昔、教会学校の子供たちに話すと、とても面白がって喜んで聞いてくれていた。教会学校の教師も話しやすくて嬉しい聖書の箇所である。 私は聖書を開いて読みなおしてみる。 アニメにすればとても面白いだろうな、と思いながら。 (以下、民数記22、23章参照) 神様は時として私たちの行く手を阻んで、歩む道を導いてくださる。 そんな時、さすがにロバはいないかもしれないが、家で飼っている猫や、犬でさえ、私たちに語り掛けてくるかもしれない。 あるときは夢で、あるときは友人や、家族の口を通して、私たちを常に導いてくださる主は語り掛けてくださっているだろう。 ただ、ロバや、猫達には見えているものも、バラムのように私たちには見えてなくて、自分が転んだことをも、そばにいる誰か、のせいにしたりする。 真にありそうな話である。 このとき主がバラムの目を開かれたので、彼は主の使が手に抜き身のつるぎをもって、道に立ちふさがっているのを見て、頭を垂れてひれ伏した。<民数記22:31> バラムはびっくりしただろう。 なんといっても抜き身の剣だ。 即座に切りつけられるかもしれない。 主の使は彼に言った、「なぜあなたは三度もろばを打ったのか。あなたが誤って道を行くので、わたしはあなたを妨げようとして出てきたのだ。<民数記22:32> ロバには主の使が見えていたので、避けたのだった。 しかしバラムには見えてなかった。 この後のバラムの返事は、私にはふてくされた子供の返事のようにしか見えない。 バラムは主の使に言った、「わたしは罪を犯しました。あなたがわたしをとどめようとして、道に立ちふさがっておられるのを、わたしは知りませんでした。それで今、もし、お気に召さないのであれば、わたしは帰りましょう」。<民数記22:34> 私たちが何度も躓いたりする時、もしかすると、バラムのように、ロバが見ているものが見えていないのかもしれない。 静かに主に向かって心の目を開いてみよう。 霊の目を開かせてもらおう。 実は預言者であるバラムはこの後モアブ王に会い、イスラエルを呪えという託宣をもらうのである。 しかしバラムはかえってイスラエルを祝福したのだった。 それは、もちろん神様のご計画である。 バラムは自分を責める王に言った。 祝福せよとの命をわたしはうけた、すでに神が祝福されたものを、わたしは変えることができない。<民数記23:20> 私たちが主に従う時、どのような悪い事態にあったとしても、そこに働いてくださる主は、すべてを益として用いてくださり、すべての事を神のご計画通りに進める。 神のご計画を変えることができる者がいるとすれば、それは神だけである。(た) #
by mitiru-takae
| 2020-08-09 18:03
| 満ちる
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望んでいること さて、信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。<へブル11:1> そしてイエスが家にはいられると、盲人たちがみもとにきたので、彼らに「わたしにそれができると信じるか」と言われた。彼らは言った、「主よ、信じます」。 そこで、イエスは彼らの目にさわって言われた、「あなたがたの信仰どおり、あなたがたの身になるように」。 すると彼らの目が開かれた。イエスは彼らをきびしく戒めて言われた、「だれにも知れないように気をつけなさい」。 しかし、彼らは出て行って、その地方全体にイエスのことを言いひろめた。<マタイ9:28~31> またまた絵を描かせていただいた。 大分ブレッシングが8月10日(月・祝)にある。 そのためだけではないのだが、十字架のイエス様を描きたかった。 イエス様の十字架は、高い丘の上ではなくて、人々が行き来する街道からよく見える場所であったと言われている。 人々への見せしめの為の刑だからであろう! ゴルゴタの丘の中腹くらいであっただろうか、岩の間に刻まれた罪状書きの板は、3か国語で「ユダヤ人の王イエス」と書かれていた。 奇跡を起こし人々を助け、癒している最中に、この世の人々の罪のために自分の命を捨てるという、栄光のかけらもないイエス様のお姿を、誰が想像できたであろうか。 「あなたの希望は」 「はい、見えることです」 「信じるか」 「信じます」 「あなたの信仰どおりに、あなたの身になるように」 こんな素晴らしいイエス様のことを、黙っていなさいというのが無理なくらいだ。 「このような凄い人だから、必ず私たちをローマのつらい支配下から救い、ユダヤの王となってくれるだろう」そう思ったに違いない。 イエス様はすべて、お見通しである。 信じた通りになった、この目の見えない人たちのように、私たちも自分の望みを明確に持っていたい。 私の病気が治るように、わたしが苦しみから解放されるように、と、自分のことばかりおねだりしているようであるが、私たちに奇跡を起こしたいと、誰よりも望み、願っているのはイエス様である。 そのような願いを実現したイエス様の愛に溢れるお姿を描きたかったのである。 絵にあるクレネ人シモンも、マリヤたちも、いわば私たちである。 しっかりとイエス様のお姿を眼を開いて見よう。(た) #
by mitiru-takae
| 2020-08-02 16:06
| 満ちる
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