No.580 マリヤの胸騒ぎ/初めての犠牲 2023.12.10(アドベント第2週)

マリヤの胸騒ぎ

御使がマリヤのところにきて言った、「恵まれた女よ、おめでとう、主があなたと共におられます」。
この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、このあいさつはなんの事であろうかと、思いめぐらしていた。
<ルカ1:28、29>

 突然の御使いの訪問にびっくり。
 いきなりの「恵まれた女よ、おめでとう・・・」に、「えっ何のこと?」とびっくり。
 マリヤにとって胸騒ぎは当然のことだ。
 私たちも、誉め言葉でいきなり現れる人にはあまり好感はもてないし、次何を言い出すのだろうと、不安さえ抱くかもしれない。
 しかし、現れた相手が天使なので、もっと崇高な胸騒ぎに違いない。
 マリヤは色々な出来事や言葉を、思いめぐらし深く心に留めるところが素晴らしい。

 しばらく、静かに、マリヤに語り掛ける御使いの声を聞いてみよう。

すると御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。
見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。
<ルカ1:30、31>

 「恐れるな・・・マリヤよ」名前を呼んで、語ってくださると、ホッとする。自分を知っている人だというだけで、私たちは安心する。
 ところが、御使いの語ったその言葉は、とてもすぐ信じられるものではなく、有り得ない事の上に、すでに子供の名前まで決まっていたのである。
 
 マリヤが母として選ばれた訳が、「ナザレに住んでいたレビ族の乙女であった」というのもさることながら、物おじしない心の強さ、気質があったことも否めないところであろうか。
 夫となるヨセフも、ナザレ在住であり、ダビデの家系、ユダ族であった。

ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。
<ルカ2:4>

 マリヤとヨセフ、いや私たちにとっても、聖書の中に預言された神の言葉が、自分の身に実現するという、恐るべき神のご計画があることを感謝しよう。
 それは世界が造られた初めから、神が計画されていたことであり、私たち一人ひとりが救われるため、神が造られた最高傑作ともいえるクリスマスの物語である。確かにこれはあなたのための物語なのだ。(た)


(創世記続き)
初めての犠牲

主なる神は人とその妻とのために皮の着物を造って、彼らに着せられた。
<創世記3:21>

 エデンの園に住む間、人は、苦しみも災いもなく、食べる物にも困らず、神の言葉に従うだけの素晴らしい人生であった。
 しかし、噓をささやき、神のようになりたいという人の権威欲や貪欲を引き出したサタンの悪に、見事に人は負けた。

 神の支配する世界は命であった。
 悪しき者の誘いに乗って、人の魂は闇の支配へと移されてしまった。

 主なる神は皮の着物を造って人に着せた。世界で初めて、動物が殺されたのだ。
 皮の衣とは、やがて小羊として私たちのための犠牲となるイエス様の予表であるだろう。
 また、長いガウンのようなもので、大祭司が着る長服を意味する言葉でもあるようだ。
 まさに、ふたりはイエス・キリストを着せていただき、エデンを出たのである。ハレルヤ!(た)
No.580 マリヤの胸騒ぎ/初めての犠牲 2023.12.10(アドベント第2週)_c0265111_10194873.jpg






by mitiru-takae | 2023-12-09 10:23 | 満ちる | Comments(0)
<< No.581 木匠(たくみ)の... No.579 人生の道しるべ/... >>