エデンの園 わたしは終りの事を初めから告げ、 まだなされない事を昔から告げて言う、 『わたしの計りごとは必ず成り、 わが目的をことごとくなし遂げる』と。 <イザヤ46:10> 創世記を初めから見てきたのであるが、1章がとても長かった。み言葉の一つ一つが大切な思い出の品のようで、自分の周りに出しては眺め、ついには片づけているうちに日が暮れてしまった、そのような感じである。 1章は神様のこの世界に対する初めからのご計画。私たちはこれを読んでいくと、目に見える、世界の姿と、そこに隠された私たちへの救いのために用意してくださった、見えないものの姿を見ることが出来た。 2章を見ていくと、1章とは少し順序が違うことに気付く。 不思議なことだが、もともとの資料が違っていたのかもしれない。 主なる神が人を造る前は、土を耕す人がいなかったので、木も草も生えていなかったという。 つまり人や家畜が食べるための実のなる木や、青草がなかったのだ。そう考えると、良く分かる。 主なる神はちゃんと用意をして下さっていた。それは、「地から泉が湧きあがって、土の全面を潤していた」のお言葉でわかるように、準備は万端であった。水がなければ植物は生きていけないだろう。み言葉(種と実)と聖霊(水)はセットである。(創世記1章 創造第3日参照) なんだか、イエス様の信仰を見ているようである。「神様はちゃんと造ってくださったのだから、見えなくてもあるんだよ」と。 地にはまだ野の木もなく、また野の草もはえていなかった。主なる神が地に雨を降らせず、また土を耕す人もなかったからである。 しかし地から泉がわきあがって土の全面を潤していた。 <創世記2:5、6> 私たちの魂が、飢え渇き始めた時、神様は種と実のある木を生やす土と水を用意してくださる。私たちの身の回りや、色々な出来事など、そこに働かれる主の霊が、私たちの魂が生まれる前から備えられていたのである。 そこに神様は人をお造りになった。 主なる神は土のちりで人を造り、命の息をその鼻に吹きいれられた。そこで人は生きた者となった。 <創世記2:7> 人はこの世界で一番小さいもので造られた。「土のちり」と表現されたもの、今ならば素粒子とかいうのであろうし、まだ小さいものもこれからはわかってくるのかもしれない。土からできたものであるから人は肉体が死ぬと、土に還るのである。 しかし、土に還らないものが人の中に吹き込まれたのである。神の命の息である。人の魂は、土にはならない。これは神のものである。 私たちは神の息をうちに持つ、神の命で生きる者なのである。なんと素晴らしい。 いかに神様に愛されているのであろうかと私たちは驚くばかりであるが、東の方、エデンに、園を設けてくださって、そこに造った人を置かれたのである。 主なる神は東のかた、エデンに一つの園を設けて、その造った人をそこに置かれた。 また主なる神は、見て美しく、食べるに良いすべての木を土からはえさせ、更に園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。 <創世記2:8、9> 世界で初めての、神と人とが共に住む場所「エデンの園」が出来たのである。 そこには、園の中央に、2本の木が植えられた。命の木と、善悪を知る木である。 神様は人間に選択できる自由意志を与えてくださった。それは、私たちが自ら命を選ぶためである。 わたしは、きょう、天と地を呼んであなたがたに対する証人とする。わたしは命と死および祝福とのろいをあなたの前に置いた。あなたは命を選ばなければならない。そうすればあなたとあなたの子孫は生きながらえることができるであろう。 <申命記30:19> 神様はいつも私たちの前に、祝福とのろい、命と死をおく。私たちは命を選ぼう、祝福を選ぼう。(た)
by mitiru-takae
| 2023-10-21 13:05
| 満ちる
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