〔満ちる500回記念号〕 凡聖の継続 われらは主の聖なるみ名に信頼するがゆえに、 われらの心は主にあって喜ぶ。<詩篇33:21> 平凡な聖徒は信仰によって継続できるものだ。 私はまだ聖人の域には達していない。だから平凡な聖徒である。(父の凡聖は平凡な聖人である) しかし、私の中にある信仰はイエス・キリストのものなので、聖人の信仰と変わらない、はずである。 感謝と感激をもって主の聖なるみ名をほめたたえよう。 いよいよ「満ちる」は発行500回を迎えることが出来た。 回数もさることながら、初回から今日まで、一度も休むことなく発行できたことは、我ながら驚きを隠せない。 この間、腸捻転、胆のう(胆石によって炎症を起こし、通常の人の2倍ほど、腫れ上がっていた)全摘、腎盂腎炎で、三度の入院をした。 にもかかわらず、満ちるを書くことが出来てきたのである。これは感謝と驚きしかない。 教会で会う聖徒の皆さん、日本各地にいる、神の家族の皆さんに、週報と共にお渡し(郵送)してきた。 最近は月報になったので、教会では毎週の配布は、外部からの発刊物等を除けば「満ちる」だけとなっている。 初めは、父に倣って、まねごとをしようと思って始めたのである。 父釘宮義人は、暇があればワープロにむかい、朝昼晩とにかく書くことが好きであった。 本来は、自分で字を書くのももどかしく、頭に思い浮かんだことを即、文字にするのがとても追いつかなくて、書くのが辛そうであった原稿書きが、ワープロが普及してからは、いとも簡単に書けて、印刷まですぐできるようになった。 であるから、父の目の前にワープロさえあれば、原稿書きは頭に思い浮かぶのと同じ速さで出来るのである。 実はもう始末してしまったワープロで打ったファイルの中に、未読の原稿がかなり残っていたはず、何とも凄まじいほどの物書きであったと思う。 パウロの手紙も、当時の教会の人々も目を見張るほど、感激するものであったであろうと想像する。 娘の私が言うのも少し面はゆい感があるが、父の残した文章も、熱情はパウロに負けず劣らず、量、質共に素晴らしいものであると思うが、言い過ぎであろうか(笑)。 わたしと言えば、そこまで書くことが得意なわけではない。 何しろ、使える語彙が貧弱である。 たとえ「良くできた」と思っても、読み返すと臭い、恥ずかしくて書き直すこともたびたび! しかし、そこは信仰で(時には本当によく言えば聖霊様にお任せで)何とかなるものだ、確かにやってこられた。これは感謝するしかない。 聖書のお言葉が、私の背中を押してくださり、私は何とか、書いてこられたのである。 わたしにとって「満ちる」は、信仰の証しである。 最近はローマ書の講解メッセージに移ったが、実に、私の上におこる良きことと言えるものの全ては「信仰によって生きる」がバックボーンなのである。 書くこともさることながら、「満ちる」を通して信仰を証ししていくこと自体が、「父の物まね」なのである。 父曰く、「信仰とはイエス・キリストの信仰を学ぶ(まねび・まねをする)ことである」。 まことに「信仰によって生きている」のはイエス・キリストそのものであり、イエス・キリストの「私が父の名においてあなたを救う」との信仰が私の中に生きて働いていることを知るとき、はじめてイエス様が本物の義人であると気付くのである。 イエス様の信仰とは、父なる神を信頼しきって、私たちの罪の身代わりとして喜んで死んでいったことにある。 この信仰こそ、永遠の命によって生きることが出来る、私たちへの最高のプレゼントとなったのである。 この凡人に「満ちる」を500回連続発行させてくださった神に感謝する。(た)
by mitiru-takae
| 2022-05-28 19:33
| 満ちる
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