No.366 あなたが祈りを始めたときから 2019.11.3

あなたが祈りを始めたときから

わたしに告げて言った、「ダニエルよ、わたしは今あなたに、知恵と悟りを与えるためにきました。
あなたが祈を始めたとき、み言葉が出たので、それをあなたに告げるためにきたのです。あなたは大いに愛せられている者です。ゆえに、このみ言葉を考えて、この幻を悟りなさい。<ダニエル9:22、23>

 私達が初めて神に向かって祈った時のことを覚えているだろうか。

 主イエスを知る前は、年に一度、お正月などに神社に行って、手をたたいてお願いごとをしていたかもしれない。
 また、神棚や仏壇に手を合わせて、お願いごとをしていただろう。

 お願い事、つまり無病息災であるように。
 また、商売が繁盛するように。
 病気が治るように。

 人間の側の要求を願う祈りは、クリスチャンであっても、偶像であってもあまり変わらないと思う。
 しかし、人の作った神が、何と答えてくれるのだろうか。

 もともと人間の作ったものが、人間以上に成り得るはずがない。
 粘土や木や鉄で作ったものが人に奇跡を起こしてくれるだろうか。
 癒しや平安が、祈る人の心にもたらされるだろうか。

 ただ、人は、自分では気が付いていなくても、神を求める心を持っている。
 神を知る霊をもって生まれてきているのだ。

 だから気が付けばいいのだ。
 主の方に振り返って見る。

 私はクリスチャンホームで育った。
 故に神の存在は疑う余地もなく、ただ純粋に神がいることを信じていた。

 しかし、子供のころはイエスというお方に向かって祈るということはなかったように思う。
 
 本当は主イエスはいつも私のそばにいて、励まし、支えていてくださっていたはずだ。
 私は気づいていなかっただけである。

 しかし私たちはある時、主イエスに出会う、又出会った。
 ダニエルのように強烈な幻を見たり、電撃のような啓示を受けたわけではないが、「はっ」と神の存在を思い出すようにして、主イエスを心に受け入れたのだ。
 その時から、祈りは偶像にではなく、神に向けられた。

 私達が初めて神に祈り始めた時から、神はそれを聞き、知り、み言葉を用意してくださっている。
 祈るたびに、いつも、変わらず、聞いてくださり、すべてを最善とするため、すでに主ご自身が働き始めてくださっている。
 
 初めて「イエス様――」と祈りの言葉を口から出した時のように、神への純粋な思いをもって、再び切に祈り求めよう。
 今も、昔も変わらず、心の中に語りかけてくださる神の言葉を感謝しつつ、リバイバルを期待して、ハレルヤ!

 天使たちの助けをも、いつも用意してくれる私たちの主に感謝しよう。

かの人ガブリエルは、すみやかに飛んできて、夕の供え物をささげるころ、わたしに近づき、わたしに告げて言った、「ダニエルよ、わたしは今あなたに、知恵と悟りを与えるためにきました。<ダニエル9:21、22>
 
 今の私達には、天使ガブリエルは来なくても、神からの直接な答えが聖霊によって即座に用意されている。
 直ちに受け取れるようにいつも祈り、天と地を繋ぐ道をサタンにふさがれないようにしようではないか。

 そうだ、勝利する!
 私たちを愛してくださる主によって、私たちはすべての事において勝ち得て余りがある!(た)
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by mitiru-takae | 2019-11-05 18:01 | 満ちる | Comments(0)
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