No.293 人間をとる漁師にしよう 2018.6.10

人間をとる漁師にしよう

イエスは、「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」と言われた。<マルコ1:7>

 CS(教会学校)の子供たちが喜ぶお話です。
 ルカによる福音書に詳しく書いていますが、一晩中漁をしても収獲のなかったペテロたちに、イエス様は沖に漕ぎ出して網を下ろしなさいと言いました。その通りにすると、すごい量の魚がとれて網は破れそうだし、手伝ってもらった他の船も、自分たちの船も沈みそうになったのです。

 さすがの漁にかけてのプロであるペテロも、びっくり、思わず「主よ、わたしから離れてください。わたしは罪深い者なのです」<ルカ5:8>と言ってしまいます。

 しかしこの後、イエス様は「恐れることはない。今から後、あなたは人間をとる漁師になる。」<ルカ5:10>とおっしゃったのです。
 そしてペテロたちはそのままイエス様の後に従っていったのです。
 
二人はすぐに網を捨てて従った。<マルコ1:19>

また、少し進んで、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネが、舟の中で網の手入れをしているのを御覧になると、すぐに彼らをお呼びになった。この二人も父ゼベダイを雇い人たちと一緒に舟に残して、イエスの後について行った。<マルコ1:19、20>

 共観福音書(マルコによる福音書、ルカによる福音書、マタイによる福音書)にはそれぞれ同じ記事が載っていますが、細かくは少しずつ違うところもあるので、読み比べてみるとよいと思います。
 しかし共観福音書は、共感ではないのですね。人間が感じたことではなく、イエス様とイエス様のなさったこと、言われたことなどを観たままに、そのことについて「共通の見解」として書いているのだと思います。

 イエス様がガリラヤ湖のそばで漁師たちに目を止められたことはとても興味深いものがあります。
 イエス様の言われたこと、行ったこと、すべてのことが古くからイスラエルの人々に語られてきた預言者の言葉の成就であることが、私たちにとっても驚きです。

イスラエルの子らを、………わたしがその先祖に与えた土地に帰らせる。
見よ、わたしは多くの漁師を遣わして、彼らを釣り上げさせる、と主は言われる。<エレミヤ16:15、16>

 神様のご計画は、創造の始め以前から、2000年前も、また今に至るまでも進んでいます。

イエスは言われた。「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、小犬にやってはいけない。」
<マルコ7:27>

 またエレミヤの預言は、イエス様が異邦人の女に言った言葉をも思い出させてくださいます。

ところが、女は答えて言った。「主よ、しかし、食卓の下の小犬も、子供のパン屑はいただきます。」<マルコ7:28>

 この後イエス様は、「それほど言うなら、よろしい。家に帰りなさい。悪霊はあなたの娘からもう出てしまった。」と言ってくださいました。
 
 今も世界中に離散しているユダヤ人、またイスラエルに住んでいるユダヤ人であっても、まだ異邦人と同じくイエス様を知らない人々が大勢います。
 ともに主にある兄弟として、イエス様を賛美し、信仰を共有できる本当の兄弟姉妹として集うために祈っていきたいと思います。

 シモン・ペテロとアンデレの兄弟、ゼベダイの子ヤコブとヨハネの兄弟、共に妻も姑も、父親も仲間も、すべてを即捨ててイエス様に従って行った十二使徒のうちの4人の召命の話です。
 私たちもイエス様の「ついて来なさい」のお言葉を聞いて即従うものとなりたいですね。
「従います」と告白していきましょう。(た)
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by mitiru-takae | 2018-06-30 23:01 | 満ちる | Comments(0)
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