私のメンターはイエス様 だが、あなたがたは、更に大いなる賜物を得ようと熱心に努めなさい。そこで、わたしは最もすぐれた道をあなたがたに示そう(【新共同訳】そこで、わたしはあなたがたに最高の道を教えます。) <Ⅰコリント12:31> 先日久留米クライストチャーチの山下耕司先生ご夫妻がみえられた。 廣田先生のご紹介だったので、アガペーチャペルで先生を囲んで時間を持つことになっていたのだが、急遽私どもの教会に集まることとなった。 先生は父とも会ったことがあるらしく、私自身は先生ご夫妻のことを若い先生と思っていたので、少しほっとしながら親近感を覚えたのは否めませんね。 今回先生が来られたのは、ベン・ウォン先生(著書に「メンターとして仕える」がある)によってはじめられた、コーチングの内容についての(ほんのさわりと言っていましたが)お勧めではなく説明でした。 というのも、そもそもこのコーチングは相手に自分の方法などを押し付けるものではなく、教会としての本質(エッセンス)を皆で確認し合い、納得したうえで、これを土台として、この上にそれぞれの方法、材料、デザインで家を建てていくというものだからだ。 先生は「コーチングとは『関係である』と気づきを与えられた」と言っていたが、まさしく教会とは、イエス様と、私たちの関係、イエス様の弟子としての聖徒同士の関係、その関係のすべてが神の愛の帯で繋がれている状態なのだと思う。つまりエクレシアという一言で語れるかと思う。 内容についてはまたの機会にしたい。 ただ、話を聞いていく中で、私のメンター(ティーチング、カウンセリング、コーチングの3つの聖徒を整えていく働きをする人)はイエス様であり、私はイエス様のメンティー(メンタリングを受ける人)であるということを気付かされたということだった。 まことに当然と思えることではあるのだが、意外と気づいていない。またこのことは自分が教会、また教会外でメンターとして働けるかということを考えていく中で、自分の「仕えるという思い」をはっきりとさせられていくものだ。 最近はいつも「皆さん一人一人が祭司である」ということを言っているが、本当に大切なことは一人一人が神と直接つながっているということである。 山下先生曰く、 「牧師を介してイエス様とつながっているのではない」 そういうわけで、皆さん、一人一人がメンターとして仕えていくことができるように、主にある訓練を積んでいく必要があるのかと思う。このことがメンターとしてのキャリアを積んでいくということであろうか。 何も学校に行けとか、お金を積んで手に入れるということではない。私たちの真のメンターであるイエス様に真似てついて行くことだ。 具体的にはいつも、「イエス様だったらどう考えるのか、どうするのか?」と一瞬一瞬の思いをイエス様に馳せ、考え、捧げていくことだ。 「そこで、わたしはあなたがたに最高の道を教えます。(新共同訳)」のお言葉は、パウロのメンターとしての力強い言葉である。しかしここに、イエス様の力強いメンターとしてのお言葉がパウロを窮地においても支えているということがわかるのである。パウロにとっても私たちにとっても、聖霊として私に働きかける神こそ真のコーチである。 私たちが目的をもって前進したいと願うとき、私に働いてその願いを完成してくださるのは神である。この時神のコーチング(目的をもって前進しようと願う人を援助すること)は最高に発揮される。 パウロの言う最高の道こそ、「今も私の中で生きて働いてくださるイエス様によって生きる」ということに他ならない。これ以上の関係はこの地上にない。 イエスは彼女に言われた、「わたしはよみがえりであり、命である。わたしを信じる者は、たとい死んでも生きる。 <ヨハネ11:25> 私たちの最高のメンターであり、コーチであるイエス様に満々感謝! (た)
by mitiru-takae
| 2018-03-31 23:00
| 満ちる
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