No.275 敵と味方 2018.2.4

敵と味方

もし、神がわたしたちの味方であるなら、だれがわたしたちに敵し得ようか。<ローマ8:31>

 パウロは、第3回目の伝道旅行を終りエルサレムに着き、ヤコブや教会の長老たちに会いました。そして、神が自分の働きを通して、異邦人の地でなさってくれたことなどを説明しました。
 皆はこれを聞いて神をほめたたえました。

 ところが、パウロの宣教の業を誤解したり、良く思っていない、アジヤら来たユダヤ人たちが、「パウロをやっつけろ」と群衆を扇動して騒ぎだしました。
 神殿で始まった騒ぎは、エルサレム全体を混乱状態にまで陥らせることになり、パウロは皆に捕えられ殺されそうになりました。

 この時、ローマの千卒長が、騒ぎを静めるためにパウロをとらえに来ました。パウロは二重の鎖につながれ、まさにアガポの預言どおりとなりました。

 「泣きっ面に蜂」という言葉がありますが、エルサレム全体がパウロに敵意を持っているとき、なおユダヤを支配していたローマの兵士に捕まってしまうなんて、まさに「泣きっ面に蜂」の状態のようです。

 しかし、主は、パウロを敵の手に渡すことによって、ご自身のパウロに対するご計画を進めます。そしてそれはまさに成就するのです。
 パウロをローマへと誘うのは神の御心でした。

その夜、主がパウロに臨んで言われた、「しっかりせよ。あなたは、エルサレムでわたしのことをあかししたように、ローマでもあかしをしなくてはならない」。<使徒23:11>  

 さて、そこで私たちの、またパウロの本当の敵はだれでしょうか。
 エルサレムにいる人々、律法学者たち、はたまたローマの兵士、総督、ユダヤの祭司長、ローマの皇帝でしょうか。

 イエス様の時もそうでした。弟子のユダが裏切り、パリサイ人、他の律法学者たち、祭司や、祭司長など、エルサレム中の人々に「殺せ」「十字架につけよ」と言われました。
 
 しかしイエス様は十字架の上でこのように言いました。
 「彼らをお許しください。何をしているかわかってないのです。」

わたしたちに負債のある者をゆるしましたように、わたしたちの負債をもおゆるしください。<マタイ6:12>

 私たちに罪を犯すものを、主はゆるしなさいと言います。私たちはイエス様の主の祈りにあるように、ゆるすことができます。なぜなら、彼らは私たちに向かってくる本当の敵ではないからです。

 しかし、ゆるすことが絶対にできない者がいます。
 私たちの本当の敵、サタン、その手下どもです。

 悪しきものにとらわれることなく、私たちを悪しき者の手から救い出し、完全に主の支配の中に入れていただくことが、私たちの勝利です。
 この勝利は、パウロにだって自分の力では得られません。
 まことの勝利者はイエス・キリストです。

 私たちの敵はだれなのか。
 私たちの味方は誰なのか。
 窮地のときにも、知恵を与えてくださり、試練と同時に逃れる道をも用意してくださるイエス様を、私の主、わたしの従うべき王の王として、信じていきましょう。

見よ、あなたにむかって怒る者はみな、はじて、あわてふためき、あなたと争う者は滅びて無に帰する。<イザヤ41:11>
 
 私たちは、自分の支持する王が、いかに素晴らしいお方であるかを知っているべきです。なぜならこのお方こそ全能の神、私の救い主だからです。
 このおかたが私たちの真の味方なのです。(た)
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by mitiru-takae | 2018-02-14 14:49 | 満ちる | Comments(0)
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