ペンテコステの奇跡 2013.5.19

ペンテコステの奇跡 

 五旬節の日がきて、みんなの者が一緒に集まっていると、突然激しい風が吹いてきたような音が天から起こってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。<使途行伝2:1、2>
 
 イエス様が復活してから50日目、ユダヤの五旬節という祭りの日に突然起こったものすごい出来事、聖霊が下った時の有様が書かれています。
 今はもう運行廃止となりましたが、大分の空港に飛行機の利用客を運んで行くためのホーバークラフトというのがありました。海の上を波を越えて走る姿はとても勇壮でしたし、空港までかかる時間も早いという便利のよいものでした。
 ところがこのホーバークラフトのエンジンのかかった時の音ときたら、それはそれはすごい大きな風の音がするのです。東京にいる妹を送り迎えするたびにこの光景に出会っていたのですが、よくこのペンテコステの「天からの激しい風が吹いてきたような音」を思い浮かべていました。
 このすごい光景の中でペテロたちは聖霊に満たされていろいろな国の言葉で語り始めるのです。
 
 すると、一同は聖霊に満たされ、御霊が語らせるままに、いろいろの他国の言葉で語り出した。<使徒行伝2:4>
 
 聞いていた人たちはびっくりしたのです。何せ自分たちの国の言葉を聞きとることができるのです。お祭りの最中ですからいろいろな国の人たちが集まっていました。そして皆あっけにとられるほどに使徒たちは色々な国の言葉で話していたわけです。
 想像してみますと皆がそれぞれ声を出して語っていた訳ですから、また、酒に酔っていると間違われたほどですから、相当うるさかったに違いありません。その中で聞いた人々は、よく言葉を聞き分けることが出来たなあと思うのです。
 言葉を聞き分け、聞き取り、受け取る。これも聖霊様による働きでしょう。
 皆に向かって話しているようでも、私に必要な言葉を語っていただいている。そのような時がよくあります。
 はっきりいって私たちの語る異言はこの時の使徒たちのような、人にわかる言葉ではありません。まして異言を解き明かしたり預言をするなど、まだまだ賜物を研ぎ澄ますことができていないようです。
 しかし、ペンテコステの奇跡はイエス様が直接わたしの上に来てくださり、留まってくださり、私の中で生きてくださるということのように思えます。
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by mitiru-takae | 2013-05-25 19:30 | 満ちる | Comments(0)
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