伝道の極意 そして彼らに言われた、「全世界に出て行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えよ。 <マルコ16:15> この言葉に支えられて、世界に宣教師として、また、伝道者として主のために働いてきた方々が大勢おられる。 また、時には名もない人々がただ、主の福音を告げ知らせるため、自分の国を出て、イエス様を知らない町々に出かけて行ったりもする。 聖書のお言葉が、人々の心を揺り動かすのである。 さて、私たちの教会にも聖霊様に動かされて、自分の信仰を証しする兄姉たちがいる。 彼らの出ていく全世界とは、インドでも、アフリカでもない。自分たちの生活圏にいる人々の所へ遣わされるのである。そして述べる言葉は決して饒舌でもなければ、びっくりするような力ある奇跡を伴うわけでもない。 しかし、確かに神の霊は働いて、イエス・キリストの香りを残していくのである。静かにではあるが、その香りは、だんだんと形を見せるようになるのだから不思議である。 ただ、うちの教会の兄姉は特別な極意をイエス様にいただいているのが、少し他とは違った自慢すべきところなのである。 主によって喜びをなせ。主はあなたの心の願いをかなえられる。 <詩篇37:4> 主にあって喜びを作り出すものは、主が、その心を探り知り願いをかなえてくださる。父(釘宮義人)は大きな声で笑った。喜びの最大の表現を神の御前に表わして生きることは素晴らしい。父はいつの間にかワッハッハ牧師と言われるようになった。 この牧師あってこの信徒あり、H姉のデイケアでの出来事である。 食事の時に、歳をとると誤嚥性肺炎を起こしやすいから、喉を広げ、食べ物がよくとおるため、とのことで、「喉よひろがれ~」と告白した後に笑いの実践、ということがあったらしい。その時、H姉は、あなたの笑い声が一番大きかったとほめられたということだ。 そこでH姉曰く「私はキリスト教の教会に行っていますが、そこでいつもワッハッハと笑っているのです。だから大きな声で笑えるのですよ。」 笑いは、伝道の極意だなあと、この証しを聞きながら心が喜びで満たされた。これらのことが一貫して「み言葉(喜びを為せ)」の実現と言えるだろう。(た) 神の決心と契約 ノアの箱舟も、神の御心が具現化されたものである。 大洪水によって全ての人を絶やすという神の決心と、ノアの家族とつがいの生き物たちを箱舟によってこの地に残すということ、どちらも神の聖さと愛の巧みな御心のなす業である。 そこで神はノアに言われた、「わたしは、すべての人を絶やそうと決心した。彼らは地を暴虐で満たしたから、わたしは彼らを地とともに滅ぼそう。 <創世記6:13> ただし、わたしはあなたと契約を結ぼう。あなたは子らと、妻と、子らの妻たちと共に箱舟にはいりなさい。 <創世記6:18> 箱舟前の暴虐に満ちた世界の姿が、今の地球上の姿と重なる。 セツの命を繋ぐことが出来たノアたち家族であるが、人はアダム以来の罪の種をもつ肉を背負って生きていくことになる。 イエス・キリストが完全にサタンの頭を打ち砕くその日まで、私たちは肉を背負いつつも、魂を贖われて新しい心で生かされている。エノクの心を、又ノアの信仰を私たちの心の中に活かして生きよう。同じセツの命を繋ぐ者としてである。 右の手があなたをつまずかせるなら、切り取って捨てなさい。体の一部がなくなっても、全身がゲヘナに落ちないほうがましである。」 <マタイ5:30> イエス様の御言葉が神様の御心そのものであることがよくわかる。切り取らなくては命を繋ぐ道がない、人の罪の深さを思う。 そして切り取られたのは、私の腕ではなく、私たちの足ではなく、イエス・キリストの命であった。感謝しかない。(た)〔釘宮孝枝〕 #
by mitiru-takae
| 2024-03-16 21:16
| 満ちる
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3/17の礼拝
今後の行事
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by mitiru-takae
| 2024-03-16 21:16
| おしらせ
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私たちの名は神様からの啓示かも セツにもまた男の子が生れた。彼はその名をエノスと名づけた。この時、人々は主の名を呼び始めた。 <創世記4:26> エノクは六十五歳になって、メトセラを生んだ。 <創世記5:21> レメクは百八十二歳になって、男の子を生み、 「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。 <創世記5:28、29> アダムにセツが生まれてからは、神のご計画が子供の名前に現れ、世界はそれによって進んでいく。 大洪水の計画は、人類を新しく生まれ変わらせるための神のご計画でもあった。それは天地創造と同じくらい、いやもしかするとそれ以上のエネルギーを必要とした神の大事業であったと思う。 悪に立ち向かうための大洪水の計画(神様にしてみれば御自身の創造の世界を壊すことであるので)は大変な葛藤があったのではと思うが、神様の決心は揺るがなかった。 セツが神の御名を呼び始めたのはエノスが生まれた時からだ。エノスの名前が意味するように、本人の体が弱かったからであろう。人々はセツの子孫が永く続くため神に祈り始めたに違いない。 エノクは365歳で天にあげられた。彼もメトセラが生まれた時から神と共に歩み始めた。メトセラにつけた名が神からの啓示であったであろうが、死に関することであったからかもしれない。 ノアが生まれた時レメクは言った。「この子こそ、主が地をのろわれたため、骨折り働くわれわれを慰めるもの」と言って、その名をノアと名づけた。<創世記5:29> ノアの名前はまさしく神の言葉を表したものである。それどころか、神ご自身の偽りなき言葉である。 レメク達がノアによって慰められるのは、大きな希望であり、生きる喜びにもなるが、神様にとってもそうだったに違いない。 ノアは神様がご計画を実行するうえで、なくてはならない慰め、協力者であったのである。 神様には協力者が必要であった。人間は神様に必要とされている。共に働いてほしいと願っている。それはノアの時代も、今の私たちの時代も同じである。 「神と共に歩む」ということは、この地上では楽しい事ばかりではなく、大変な苦労を伴うことや、悲しみに遭うこともあるのだ。 特にノアの場合、神の啓示の具現化、また、大洪水の神の裁きの後の新しい時代をご計画に添って担っていくためには、神に従う強い信仰がいる。ノアたちは名前をアドナイ(主)しか知らなかったかもしれないが、この信仰をくださるのも、私たちの救い主イエス・キリストである。 私たちの名前も、とても大切だ。 歴史の節々に神が現わしてくださった預言である。 もし、ノアがいなければ神のご計画は進まなかったかもしれないし、レメクが嫌がってノアに別の名をつけていたら……歴史は変わっていたかもしれない。まさか、と思うかもしれないが、初めから人間は神に逆らって、神の計画を壊して生きてきた。その時、神は最初のキリストの福音を約束してくださったのだ。 わたしは恨みをおく、 おまえと女とのあいだに、 おまえのすえと女のすえとの間に。 彼はおまえのかしらを砕き、 おまえは彼のかかとを砕くであろう」。 <創世記3:15> アダムの系図の中で、エノクはメトセラの誕生の時に、後に来る神の裁きの啓示を受け、ノアは、裁きの後の新しい時代を歩むものとして、それぞれ、選ばれたのである。 今も昔も、神から離れて生きる者の中にあっても、私たちは神と共に歩むものとして魂に聖霊の証印をいただいているものである。 今の時代の中で、セツ、エノク、又、ノアのように歩み、生きていきたいものだ。アーメン!(た)〔釘宮孝枝〕 #
by mitiru-takae
| 2024-03-09 22:52
| 満ちる
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