No.217 祝クリスマス 2016.12.25

祝 クリスマス

神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。<ヨハネ3:16>  
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クリスマスおめでとうございます!

 イエス様が人間としてこの地上に来てくださったことには、深いわけがあります。人間の罪の身代わりに死ぬことが出来るのは、人間だけです。しかもその人間は、いけにえ(犠牲)となるものですから、傷もシミもない、完全な人間である必要があったのです。この条件を満たす人間は神様であるイエス様しかいません。

 神様は人間をこの地上のちりでお創りになりました。神様が初めに創られた人間は、「はなはだ良い」ものでありましたから、神様は「はなはだ良い」人間と共に、地上の楽園を完成させるはずでした。
 神様は、本当の親友のように、人間と交わり、心を通わせたいと思っていたに違いありません。たとえ傷ついたとしても、「はなはだ良い」人間を「真の人間」にしたいと思っていたに違いありません。
 どうしてそう思うかというと、人間には自分で考え、自分で選択し、自分から神様のもとに来たいと思う自由意志というものを頂いてているからです。その証拠に、私たちは神様を裏切ることさえできるのです。心を持たない人形ではありません。

 旧約聖書が書かれているころの時代、特にモーセ五書と言われる記事の中には「祝福と呪い」という言葉が何度も出てきます。
 私たちはいつでも神様の前で選択を余儀なくさせられます。「祝福を選びなさい」といわれるのですが、つい、ほんのちょっとしたはずみで、「呪い」を受け取りかねないときがあります。
間違っても「呪い」(それは魂の死)を受け取らないように、いつも心して、祝福を受けとる必要があります。

神様はいつも私たちに自らの意思で近くに来てほしいと願っておられるのです。そして、イエス様の手足となってこの地上でサタンと戦い、天の父の御心を行うものとなるために、日々訓練し、教え導いてくださっています。私たちがこの地上で小さな勝利を得ると、天では天使たちの歓声が上がり、地響きならぬ、天を揺るがす大音響がなりわたるのです。イエス様がお生まれになった夜もそうでありました。
 心から「クリスマスおめでとう」と、主をほめたたえます。
 この地上に、完全なる、真の人間が生まれました。このお方こそ、イエス・キリストです。そしてこのお方こそ私たちの主の主、王の王なる神様です。

 私たちの罪を贖い、祝福し、癒しと解放をもたらし、まことの平和を作り出すお方、新天新地をこの世にもたらす、唯一の私たちの花婿なるイエス様です。
 このお方のほかに神はいません。イエスさまこそわたしたちの救い主です。

神である主、今おられ、かつておられ、やがて来られる方、全能者がこう言われる。「わたしはアルファであり、オメガである。」 <ヨハネ黙示1:8>
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 2016年もいよいよ今週で終わりです。今年も主に励まされ、皆様とともに歩んでこれました。ありがとうございます。

 来年、私たちはさらなる信仰の躍進を渇望し、ともに天の父の大家族として支えあい、励ましあい、学びあい、喜びあって、私たちの主に栄光をお返ししていきましょう。(た)






by mitiru-takae | 2016-12-28 11:24 | 満ちる | Comments(0)
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